今回のパーティー
チームID : 58R7R1

コンセプトと構築経緯
◎サケブシッポのひかりのかべ、リフレクターで隣のポケモンの耐久力をUP。おたけびで攻撃力もUP。その二つのサポートを生かし、攻撃的かつ粘り強く戦う。
今回サケブシッポの隣のポケモンに求めた条件は、
- 物理アタッカーで相手全体の攻撃技を覚える
- 自身の能力をアップさせる技を覚える
- 回復技を覚える
の三項目。
攻撃ランクを上昇させて戦うのがコンセプトなので、相手のポケモン2匹にダメージを与えられる全体攻撃は絶対に欲しい。
壁構築においてメジャーな動きである。リフレクター、ひかりのかべ + ランクアップ技でも動けるようにしたい。
耐久が上がるので、まもるよりも回復技の方が強そう。
という基準で決めました。
上記の三項目を満たすポケモンとして選んだのがトドロクツキ。
- 全体技 → ワイドブレイカー
- ランクアップ技 → りゅうのまい
- 回復技 → はねやすめ
ワイドブレイカーの威力が低いのが難点だが、reg.Cにおいて命中100で相手全体技はこの技しかない。
追加効果の相手ポケモンのこうげきダウンが優秀で、パーティーのコンセプトと合っている。
また、トドロクツキのこうげきが高いおかげで、低威力の技だがなかなかのダメージを与えられる。
あと、もう一匹くらいサケブシッポの隣のポケモンが欲しいので、
攻撃性能の高く、ねこだましでサケブシッポのサポートができ、ドレインパンチで回復できるので粘り強く戦えそうなテツノカイナをパーティーに入れた。
今回はとつげきチョッキを持たせたので覚えさせなかったが、つるぎのまいでこうげきランクを上げることもできる。
物理アタッカーばかりなので、4匹目は特殊アタッカーで相手の疲弊したポケモンを一掃できるスイーパー性能の高いポケモン、つまりとくこうとすばやさが高いポケモンをパーティーに加えたい。
それに合致したのがハバタクカミ。
マジカルシャインを覚えるので相手が二匹以上残っていてもスイープ性能を発揮でき、さらにきあいのタスキを持たせることで一回は攻撃できるようにし、スイーパー性能の高めた。
この四匹の選出をメインで対戦したところ、しれいとうシャリタツ+てんねんヘイラッシャに勝てなかったので、ハバタクカミの代わりにスイーパーとしても活躍が期待できる、フリーズドライを覚えさせたテツノツツミを加えた。
持ち物はヘイラッシャ以外のポケモンを考えて、ブーストエナジー(すばやさ上昇)を持たせた。
それでもヘイラッシャとのバトルがきつかったので、シングルバトルで使っていたこだわりメガネチオンジェンを加えた。
本当は耐久を伸ばしたチオンジェンを加えたかったが、こだわりメガネを持たせる用に育ててしまったのでしかたない……
サケブシッポ、トドロクツキ、テツノカイナ
ハバタクカミ、テツノツツミ、チオンジェン
以上の六匹が最終のパーティ。
パラドックス五匹にと災厄一匹。過激なエンジョイ勢? に怒られそうなパーティーである。
個別解説
サケブシッポ


ステータス 222-85-120-⇩×-135-⇧179
(HP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順)
(⇧,⇩は性格によって上がりやすくなる数値と上がりにくくなる数値)
(Xは基本使わない数値なので無記載)
基礎ポイント HP252 ぼうぎょ4 すばやさ252
性格 ようき(すばやさ⇧、とくこう⇩)
主な仕事はリフレクター、ひかりのかべ、おたけびで他のポケモンをサポートすること。
相手より早く技を出したい、相手のなるべく多くの攻撃を耐えたいので、HPとすばやさを伸ばした。
このポケモンでテラスタルすることはないと思うが、一応じゃれつくの威力が上がるフェアリーにした。
タイプ一致であるフェアリー、エスパーの技はとくしゅのほうが優秀だが、おたけびで自身の攻撃力も上がるためぶつり技のじゃれつくを覚えさせた。
サポートポケモンはこうげきを伸ばすことが少ないため、無視されて隣のポケモンを集中して攻撃されがちだが、おたけびでこうげきランクが上がるおかげで、相手に無視されないところが強みだった。
トドロクツキ


ステータス 212-159-⇧135-⇩X-121-140
基礎ポイント HP252 ぼうぎょ252 すばやさ4
性格 わんぱく(ぼうぎょ⇧、とくこう⇩)
こうげき、すばやさは、おたけび、りゅうのまいでランクを上げることが出来るので耐久力重視。性格はぼうぎょがあがりやすいわんぱくして、低いぼうぎょを最大まで伸ばした。
いかくでの無力化や、耐久ランクをダウンさせられるのが嫌なのでクリアチャームを持たせた。
すばやさを伸ばさなかった場合、すばやさに性格補正がかかっていないイダイナキバとすばやさが同じになるので、1だけ伸ばし140にした。
テラスタイプは四倍弱点のフェアリー、二倍弱点のかくとう、むしをいまひとつにできるかつ、元のタイプと弱点の被っていないどくテラスタルにした。
やけど状態にされて、与えるダメージが足りなくなることが頻発したのでほのおテラスタルでも良かったかもしれない。
主力技を低威力のワイドブレイカーにしたが、元々のこうげきが高く、タイプ一致の技でもあるおかげで、そこまで与えるダメージに困ることはなかった。
ワイドブレイカーだけだとフェアリータイプにダメージを与えられないので、こうかばつぐんで攻撃できるアイアンヘッドをサブ技として覚えさせた。
パーティーのエースポケモンなので、大事にするためにまもるを覚えさせたいところだが、リフレクター、ひかりのかべで耐久力がサポートされるため、まもるよりもHPを回復できて粘り強く戦えそうなはねやすめを覚えさせた。
りゅうまいですばやさを上げる、またはサケブシッポのすばやさが下げられると、トドロクツキのほうが早く攻撃するので、攻撃後におたけびでこうげきランクがアップしてしまうところが、何とも言えない感じだった。
相手にすばやさを下げられるのは仕方ないが、サケブシッポでリフレクター、ひかりのかべをしながらりゅうのまいが1ターン目での鉄板の動きなので、コンセプトと実戦での動きが微妙に噛み合っていないところが、このポケモンの反省ポイント。
テツノカイナ


ステータス 230-⇧211-128-⇩X-120-70
基礎ポイント HP4 こうげき252 とくぼう252
性格 いじっぱり(こうげき⇧、とくこう⇩)
控えから繰り出すことが多かったので耐久力を重視し、低いとくぼうを補うためとつげきチョッキを持たせた。
テラスタイプは弱点のじめん技がパーティーに一貫しているため、無効にできるひこうテラスタルにした。
第二のエースであり、とつげきチョッキでへんか技を出せなくなるので、タイプ一致のかくとう、でんきの技をとりあえずは覚えさせたい。
まずかくとう技は、
こうげきが高く、耐久力もあるテツノカイナと相性が良く、ダメージ吸収効果が付いていてコンセプトともマッチしているドレインパンチを覚えさせた。
次にでんき技、
ワイルドボルトとかみなりパンチの二択になるが、反動ダメージを嫌って威力の高いワイルドボルトではなく、かみなりパンチを覚えさせた。
残りの二枠は、隣のポケモンをサポートできるねこだまし、じめんタイプを攻撃するためのれいとうパンチを覚えさせた。
ランクバトルでパラドックスポケモンが使えるようになった時から、よくパーティーに入れている個体だったが、今シーズンで20戦近く対戦したあとでぎんのおうかんを使っていないことに気づいてしまった。
「……なんか俺のテツノカイナだけ弱くない?」とパーティーに入れる度に思っていたが、本当に俺のテツノカイナだけ弱かった。
ハバタクカミ


ステータス 131-⇩×-75-187-155-⇧205
基礎ポイント HP4 とくこう252 すばやさ252
性格 おくびょう(すばやさ⇧、こうげき⇩)
他のポケモンの攻撃でHPの減った相手のポケモンを倒すためにパーティーに入れたスイーパー。いわゆる掃除屋。
ブーストエナジーですばやさを上げるよりもきあいのタスキで相手の攻撃を一度耐える方が強そうだったのできあいのタスキを持たせた。
テラスタイプは他のパーティーに入れていたときのままのゴーストテラスタル。このポケモンをテラスタルすることはほぼなかったが、フェアリーテラスタルの方が良かったかもしれない。
技はシンプルに、まもるとタイプ一致のムーンフォース、シャドーボール。そして、相手全体攻撃でありタイプ一致でもあるマジカルシャインを覚えさせた。
テツノツツミ


ステータス 132-⇩×-134-176-80-⇧206
基礎ポイント HP4 とくこう252 すばやさ252
性格 おくびょう(すばやさ⇧、こうげき⇩)
対しれいとうシャリタツ+てんねんヘイラッシャ兼スイーパー。
ヘイラッシャのためだけにこのポケモンをパーティーに加えるのは弱いと思ったため、持ち物はメジャーなブーストエナジー(すばやさ上昇)にした。
テラスタルすることがないと思っていたのでこおりテラスタルのままだったが、意外にもこおりテラスタルしたい場面が数回あった。
技はフリーズドライは確定で覚えさせるとして、
残りは、
・タイプ一致で高威力のハイドロポンプ
・相手全体攻撃ですばやさを下げれるこごえるかぜ
・あると便利なまもる
を覚えさせた。
アンコールがあるといいな、という場面がよくあったので覚えさせたかったが断念。
変えるとしたらハイドロポンプを変えたかったが、なんかこのパーティはがねタイプがすごく辛くて、ハイドロポンプで無理やり倒すことが頻発したので忘れさせることが出来なかった。
このポケモンが頑張ってパーティーの欠陥を無理やり埋めていた。
ありがとうテツノツツミ!
チオンジェン


ステータス 192-⇩X-120-⇧161-155-91
基礎ポイント HP252 こうげき252 すばやさ4
性格 ひかえめ(とくこう⇧、こうげき⇩)
前シーズンと今シーズンのシングルバトルで使ったポケモン。
カプ・レヒレと能力値が似てるのでこだわりメガネを持たせてとくしゅアタッカーいけるんじゃね? と軽い気持ちで育てた。
本当は耐久を伸ばしたメジャーなチオンジェンを使いたかったが、チオンジェンを一匹しかいないためこだわりメガネをかけさせることになった。
ただ、仮想敵であるヘイラッシャの攻撃をほどんど半減にしてくれるので、対ヘイラッシャではしっかりと役に立ってくれた。
特性のわざわいのうつわは味方のこうげきも下げるので、メインのポケモンたちとはアンチシナジー。なのでシャリタツとヘイラッシャの両方が相手のパーティーにいない場合は選出しなかった。
選出
基本
先発 サケブシッポ + トドロクツキ(テツノカイナ)
控え ハバタクカミ + テツノカイナ(他のポケモン)
コンセプトの通り、壁で耐久力、おたけびで攻撃力を上げて戦う選出。
トドロクツキは先発で出せない場合、選出しないことが多かった。
対 しれいとうシャリタツ + てんねんヘイラッシャ
先発 サケブシッポ + トドロクツキ(テツノカイナ)
控え テツノツツミ + チオンジェン
サケブシッポのおたけびやトドロクツキのりゅうのまいを使うと、大体ヘイラッシャとシャリタツが出てくるので、相手が交換できなくなったのを見てから控えの二匹を出してヘイラッシャを倒す。
相手のパーティーを見てから臨機応変に選出したりもしたが、そういったときはほとんど負けた。
総括、反省
サケブシッポが、サケブシッポよりもすばやさの早いポケモンに倒されて何もできないと、そのまま負けに直結してしまったので、そこを埋める何かが欲しかった。
1ターン目は、サケブシッポでリフレクターまたはひかりのかべに、トドロクツキでりゅうのまいが強い動きなのだが、
トドロクツキがりゅうのまいで1ランクすばやさを上げると、サケブシッポよりもすばやさが高くなってしまい、攻撃後におたけびでこうげき上昇してしまうのがコンボとしてあまり良くなかった。
対戦する時間が少なかったので試せなかったが、ブーストエナジーですばやさを上げるサケブシッポも試してみたかった。
でも、耐久力を重視してパーティーを構築したので、リフレクター、ひかりのかべのターン数が減ると押し負けそうな気がする。
あと、めちゃくちゃはがねタイプが辛くて大変だったので、ちゃんとはがねタイプをどうするか考えるべきだったな、と反省している。
まあ、対戦回数は少なかったかけれども勝ち越せたで良かったかな。
レート1644で1799位ってかなり人減ってるなあ……reg.Dでパーティーに加えられるポケモンが増えるからみんなカジュアルバトルやってるだけかな?
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